平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

「Babywearing」という思想で、グッドデザイン賞受賞  2009/10/01

goodd


うれしいニュース!
「だっことおんぶの専門店・北極しろくま堂」が、オリジナルスリング『キュット ミー!』で「2009年度グッドデザイン賞」を受賞した。

→北極しろくま堂http://www.babywearing.jp/

ベビー用スリングとしては初のグッドデザイン賞受賞の快挙である。昨年、内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰において「内閣府特命担当大臣表彰奨励賞」を受賞したばかりで、感激覚めやらぬなかでの受賞だ。
この賞はグッドデザインといっても、カタチやフォルムがどうのこうのというよりも、「一途なものづくり」への、第三者のきちっとした評価だとわたしは理解している。
安売りするのはある意味簡単である。品質を下げることで、少しでも買い求めやすい価格設定をすればそれですむ。だが商品が商品だけに、絶対に「安全性という品質」を下げることは許されない。そのギリギリのところでがんばってきた成果がこの「Gマーク」へとつながった。
わたしは、北極しろくま堂という社名と、ロゴマークを担当させて頂いた。以来、ずっとお世話になっている。


◆以前に平野が書いた北極しろくま堂の記事。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/700.html

shirokuma


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