平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

静岡市立芹沢銈介美術館 並びに隣接する芹沢銈介の家 その3    2013/10/18



其の3
本案内は、其の1〜5 及び 以前記載した記事からなっています。


静岡市立芹沢銈介美術館 並びに隣接する芹沢銈介の家。
今回は館内写真をアップします。基本的には入口から出口へ向かう順に撮影しています。場合によっては、今来た動線を振り返り、そこから展示室全体を撮っています。しつこいぐらい展示ケースの細部などを撮り、芹沢作品そのものは敢えて撮影しておりません。作品は直接ご覧いただくのがいいと思います(といっても、この建築、内装がすべて作品といってもいいのですが)。展示室を移る際に、通過するアーチ上のドア。その重なりと屋根の勾配が手前から奥への表情を見事につくり出しています。
映像枚数が多いために、5つのページにわけてアップします。現在、時間がないために細かな解説は入れません。

◆ データ
・ 建築名:静岡市立芹沢銈介美術館(石水館)
・ 所在地:静岡市駿河区登呂五丁目10番地5号

・ 設 計:白井晟一研究所

・ 構 造:鉄筋コンクリート造銅板葺平屋建 ※公式パンフレットでは「版」の文字を使用。ここでは「板」を採用。

・竣 工:昭和56(1981)年5月 ※白井晟一(1905-1983)は前年1980年に日本藝術院賞を受賞、「渋谷区立松濤美術館」を設計している。

・外壁・壁:紅雲石割肌野積 
※紅雲石は韓国産の赤御影石。名がなかったために白井が命名。
 
 
※公式サイト、及び公式パンフレット参照。


◆外観はこちらを参考にしてください。
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1925.html

◆ 「脳内探訪」内、芹沢銈介に関する記事
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1919.html


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【追記】2013.12.27
静岡市立芹沢銈介美術館 石水館は、『白井晟一の建築II 水の美術館』めるくまーる,2013.11.15 に詳しい




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