平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

「100人の本郷」撮影会  2018/08/08

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(↑)漱石の『三四郎』の舞台となって名付けられた三四郎池


※この場にアップした写真は、当日「写ルンです」で撮影したものとは違います。

竹中工務店のギャラリーA4(エー・クワッド)主催の「100人の本郷」に参加した。

27枚撮りのレンズ付フィルム(「写ルンです」)を持った100人のプロ・アマ混在のカメラマンが、ある日、ある街の風景を写し撮り、その写真で展覧会を企画するというものだ。「100人の○○」の○○のなかには撮影エリアが入る。

今回の撮影エリアの「本郷」を含めると都合10回の開催という。わたしはこれまで、上野、築地、深川、日本橋の4回に参加、今回が5回目の参加となる。

この猛暑の中、静岡から参加したわたしは、集合場所の東京大学に到着したときには既に全身から汗が噴き出していた。
今回、わたしがテーマにしたのは、「本のある風景」。
東京大周辺にある古本屋の棚、自転車のカゴに投げ入れられた雑誌、ベンチに置かれた本、木陰で昼寝をする人の脇に置かれた本、昆虫観察をするための図鑑・・・・この日この時にしかない本とそれを取り巻く人々の小さな物語を「写ルンです」で撮ってみた。デジカメのように撮ったその場で確認することができないのがかえって楽しみである。

展示の風景は、開催期間中に足を運ぶことができたらまたご報告します。


◆昨年の「100人の日本橋」の記録を貼っておきます。

http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/2324.html

http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/2334.html


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(↑)猛暑を配慮して、集合・撮影時間が早まった。当日のスケジュール内の赤字はそのため。

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(↑)連日の酷暑のため、主催者の配慮によって配布されたクールタオル等。

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(↑)本企画のアドバイザーで審査員の木下直之・東京大学教授。撮影の舞台となった本郷と東京大の歴史を語る。

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(↑)審査員であり、参加カメラマンの土田ヒロミさん。「写ルンです」の撮り方を紹介する。

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この場にアップした内容は、その後ペンを入れる場合があります。

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