平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

TAjiKA(タジカ)の花切り鋏  2018/06/07

TAJI

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機能、デザイン、コスト、やっと各面で満足のいく、花切り鋏が手に入った。
気にいったものが手に入るまでは、とホームセンターで購入した製品を使ってきた。

平野と花切り鋏?イメージが合わない? 
いえいえ、月に何度も登場するのですよ。
個人的にも、仕事でも。特に、アートの関係で。



兵庫県小野市で「多鹿治夫鋏製作所」を営む4代目が作っている鋏、TAjiKA(タジカ)。わたしが買い求めたのは「Branch & roots shears」で、太いものを切る鋏として、「裏小刃」という剪定用の刃付けをしてあるとのこと。刃先が蕾みの形をしていて、無骨になりがちな仕事鋏に色っぽさを与えている。握り具合からはじまって、切れ味がすばらしい。なんといっても働いているときの「音」が違う。鋏はやっぱり音である。黙々と仕事をする音。グリップのお尻の部分がぶつかる鋼の響き。

父(3代目)の鋏にも興味が湧いてきた。
聞くところによれば、4代目が作っている鋏の研ぎだけは、いまだに3代目が行っているそうだ。




◆TAjiKA(タジカ)公式サイト
http://www.tajikahasami.com


◆多鹿治夫鋏製作所 公式サイト
http://takeji-hasami.com


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