平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

 unlearn        2016/06/18

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ヘレン・ケラーの「unlearn」という言葉に反応したのは鶴見俊輔だった。ガヤトリ・C・スピヴァクも「unlearn」の意味に心を寄せた。そこから、哲学における態度を切りだそうとしたのは鷲田清一だった。
unlearnは、学びほぐす、という意味だが、学び棄てる、と訳した方がわかりやすいだろう。そこではつねにこれまでの方法を棄てながら自身を更新し続けなくてはならない。

風景は、自分自身を更新させる、気づきの装置でもある。


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(↑)絵本作家 鈴木永子さん作 《すずめ》(2015,2016)

(↓)こんな何でもない田植えの風景をみていると、こどものころの記憶が、足の裏からフラッシュバックする。

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