平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

バレンタインデー&ホワイトデーにおもう   2016/03/11



各所からのヒンシュク覚悟で書くのですが、バレンタインデーとホワイトデーって、もう少し何とかならないかなあと、毎年思うのです。

たとえばひとつのアイデアですが、Aさんは、バレンタインデーにBさんにチョコレートをあげたつもりで、被災地へその金額を寄付する。被災地では寄付への感謝をAさんへ、同時にAさんの想いをBさんへ送る(メールでもいい)。

ホワイトデーには、BさんがAさんへキャンディー(?)を贈ったつもりで被災地へ寄付をする。被災地では寄付への感謝をBさんへ、同時にBさんの想いをAさんへ送る(くどいけれどメールでもいい)。

つまり、あげたつもり、もらったつもり、で被災地へ寄付をおくる、というアイデアだ。もしかしたら既にそういった仕組みはあるのかもしれない(検索していないのでわからないけれど)。

あなたはひとの気持がわからないのかとか(だからモテないんだとか・汗)、色気のないことを言うなとか、一年に一度のお祭りだからいいじゃないかとか、チョコレート業界にもの申す気か、といったヒンシュクをかうかもしれませんが思い切ってここに書いておきます(わたくしごときがそれほど影響力があるわけではありませんので、ここに提案しておきます)。
仕組みさえできてしまえば、意外と簡単なようにおもえるのです。

「お気持ちだけで〜」の精神で。


giri


義理チョコのお返しに、女性のほぼ半数が「がっかり…」。14日のホワイトデーを前に、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)が実施した意識調査で、こんな結果が出た。相手に喜ばれようと予算はかけるものの、必ずしも女性の心をつかんでいるとは言えないようで、百貨店の担当者は「品物選びをしっかり考えて」と呼び掛けている。
「がっかりした」と回答した女性は45%で、具体的には「かわいくないキャラクターのカップ。いつ使うの?」「いかにも安物のセンスのないスカーフ。もらっても困る」「下着をもらって正直引いた」など戸惑いの声が聞かれた。 (2016年3月9日 共同通信)



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