平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

色と食 色と生活   2011/02/07

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テレビ静岡(フジテレビ系列)の番組でお世話になる。

電気コタツの赤い光にあまり違和感を覚える人はいないはず。でもよく考えてみてください。赤外線コタツは、赤外線の応用技術ですから、本来その光は目に見えないはず。そう、赤々と放たれる光は、炎をイメージして勝手に色を付けられているに過ぎないのです。別にブルーだっていいのですが、それでは寒々とするだけできっと苦情も多いでしょうし、そもそも売れないでしょう。

囲碁の石は、白よりも黒の方がわずかに大きくつくられています。なぜなら、白は膨張してみえ、黒は収縮して見えるからです。対戦時、心理状態に影響を与える見かけの大きさをあらかじめ調整しているのです。

信号の止まれはなぜ赤なのか。実は、私たち人間の知覚では、赤は実際よりも手前に像を結び、青は実際よりも遠くに像を結ぶ性質があります。そのため、少しでも早く運転手にメッセージを知らせようと、注意を促す色に赤を採用しているのです。

手術着がなぜ真っ白ではなく、あるときからブルーグリーンに変わったのか。それは・・・きりがないのでやめにします。(笑)

お刺身をより美味しそうに赤く見せるには、「緑」が欠かせません。もちろん緑の葉っぱを添えて季節感を出したり、わさびを添えて殺菌作用を促したりする目的はありますが、グリーンの補色「赤」によってお刺身の赤が強調され、より美味しく見えるからです。これを「加法混色」といいます。

ところで、暖色系は食欲をそそります。マクドナルド、ケンタッキー、ミスタードーナツ、ローヤルホスト・・・多くの食に関するお店のロゴマークやメニューには、暖色系が意図的に採用されています。

 という意図の話をさせて頂く。

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アナウンサー蓮見直樹さんの臨機応変な対応にはいつも舌を巻く。この人の頭の中はいったいどうなっているのか。声もいい。


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アナウンサーの平野有海さんは報道からバラエティーまで幅広く担当されている。
スタジオで、ディレクターが「平野っ!!」と呼ぶと、実は、わたしを含め三人がビックとする(笑)

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ディレクターとして活躍する静岡大学出身の榎田さんは、いつも後輩達に背中を見せ続ける頼れるお姉さん。


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アナウンサー矢羽々恵匡さんは、みんなにいじられ、愛される、なくてはならない存在。

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