公共図書館員のタマシイ塾 チームマネジメント原論 2009/11/09


タマシイ塾のみなさま。
本当に熱心に聴いてくださってありがとうございました。
以前にもこの「脳内探訪」には書きましたが、チームで動くときに何がもっとも大切かということですが、わたしは吉本隆明のこの一言に尽きると思っています。他はすべてこの言説の枝葉みたいなものです。
「『あいつはずるい』と非難したり『俺はこんなに真面目にやっているのに、どういうことなんだ!』と騒いだりする必要はありません。自分だって、いつか似たようなことをやるだろうから、今日はあいつの分もやっておこう、ということぐらいに思っておけばいいのです」 (中略) 「ぼくは今でも、大勢で何かをやるときには、この方法に限ると思っています。仕事についてもそうです。『絶対にさぼっちゃいかん』『俺がやっているんだからおまえも同じだけやれ』ということに固執すると、雰囲気は冷たくなるし、いずれ仲間割れということになってしまいます」(吉本隆明著『十三歳は二度あるか』より)。
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