平野雅彦が提唱する情報意匠論| 脳内探訪(ダイアリー)

平野雅彦 脳内探訪

祈りなのか それとも単なる一演劇形式なのか 〜ナンギャール・クートゥー  2009/12/27

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ナンギャール・クートゥーとは、インド古典サンスクリット語劇クーリヤッタムのうち、女性のみで演じる演劇形式のことをいう。
わたしはこの春に二本の演目を観て、昨日今日でまた『魔女プータナ』と『乳海攪拌 世界のはじまり』の二本の演目を鑑賞した。
これは演劇なのか、それとも儀式なのか。その境が本当によくわからない。
※つづく・・・・

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SPACを陰で支える制作の成島洋子さん(左)。右はインド古典サンスクリット語劇クーリヤッタムの舞踏家・カピラ・ヴェヌさん。
http://www.spac.or.jp/09_winter/india.html
 

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ナタナカイラリ伝統芸術研究所研修センター所長で、今回のクーリヤッタムの演出家でもあるゴーパル・ヴェヌさん。
ここぞとばかりに、矢継ぎ早にインタビューする平野であった。いざとなると伺いたいことが「マンダラ山」「乳海」のようにあふれ出す(サンスクリット訛りの英語を操る通訳・足澤一成さんの声も実にいい)。ある方によくそんなに訊くことがありますね〜と言われたが、何々、これだけの人だから伺いたいことがいっぱいあるのである。
平野の額には、ビンディが塗られている。
ちなみにゴーパル・ヴェヌさんと舞踏家のカピラ・ヴェヌさんは親子。

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京都帰りの静大生Kムちゃんが、ミラーヴという楽器奏者たちに生八つ橋を勧める。八つ橋ならベジタリアンの彼らにも大丈夫。さすが、Kムちゃん。

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ミラーヴを八年演奏すると掌はタコだらけになる。

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インド舞踏を観たら、無性にカレーが食べたくなり(いつもでしょう!)、学生たちとカレー屋に雪崩れ込む。容器にたっぷりと入っていた福神漬けが空っぽに?!


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